親鸞に聞く大無量寿経の意 �機｜�者：藤場 俊基

サンガ聖典シリーズ３『親鸞に聞く大無量寿経の意（こころ）�機抛�場俊基氏著。いよいよ販売開始です。

2014年10月から2017年6月まで真宗大谷派大垣教区の連続講座として開催された藤場俊基氏による『大無量寿経』講義が多くの方のご協力のもとに『親鸞に聞く大無量寿経の意』としてついに刊行開始！大経講義の決定版！
『大無量寿経』全講義を全8巻で刊行予定です。

A5サイズ142頁　5000円以上ご購入で送料無料

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本書より抜粋

『無量寿経』の教えが行になって現行するとはどういうことかというと、南無阿弥陀仏の声になります。「南無阿弥陀仏」と名が呼ばれる声となる。それを「諸仏称名」と言い、その名を称することを親鸞は「大行」と言いました。南無阿弥陀仏と名を称する、その声が私たちのところに届くから、私たちは念仏申す者になっていくのです。行を信ずるとはこういうことです。このことを言葉で説明するのではなく、実際にそのようになさる方が現れた。それが『浄土論』の第一行の「世尊我一心帰命尽十方無碍光如来」と表明した天親です。だから法蔵菩薩の本願が成就すると、天親のように無碍光如来の名を称する者が誕生する。それが『無量寿経』を優婆提舎するということの意味なのです。

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目次

講義　第一回　　二〇一四年十月三十日

一　『大経』の学び方　６
二　「優婆提舎」とは　10
三　「優婆提舎」にこめられた宣言　13
四　曇鸞と菩提流支の出遇い　16
五　翻訳者の意図　22
六　『教行証文類』か『教行信証』か　30
七　仏教を証しするもの　38
八　「如是を聞く」　45
九　阿弥陀 ― 光明と寿命 ―　48
十　なぜ念仏は「南無阿弥陀仏」なのか　53
十一　「経」と出遇う　56　
十二　「問いが大事」という〈答え〉　61
十三　自分では見ることができないもの　65
十四　双巻経　70

講義　第二回　　二〇一四年十二月十五日

一　経典の翻訳の仕方　72
二　証信序　― 聞成就・信成就 ―　78
三　時成就　― 聞法の一回性 ―　85
四　主成就・処成就　― 仏との出遇いの一回性 ―　87
五　衆成就　― 経典に登場する弟子たち ―　91
六　大経の対告衆　94
七　大乗経典の菩薩　99
八　浄土教と菩薩　102
九　弥勒菩薩と念仏者　103
十　『大経』における普賢菩薩の役割　107
十一　普賢菩薩の徳　116　
十二　還相回向の菩薩　120
十三　証信序から発起序への展開　123
十四　不請の友・不請の法　125
〈資料〉『仏説無量寿経』序文の三十一人の比丘　129



著　者　略　歴　
藤場　俊基　（ふじば　としき）
真宗大谷派常讃寺住職。1954 年石川県石川郡白峰村( 現白山市) に生まれる。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。三和銀行で5 年間勤務。大谷専修学院
修了。大谷大学大学院博士課程（真宗学専攻）単位取得。
（主な著書）
『顕浄土方便化身土文類の研究―弁正論―』（文栄堂）
『親鸞の教行信証を読み解く �機銑后戞別誓仆馘后�
『親鸞の仏教と宗教弾圧』（明石書店）
『親鸞に聞く阿弥陀経の意』（樹心社）
『『教行信証』の現代的意義　不確かさに生きる一歩』（響流書房・電子書籍）
型番 b0013
定価 800円(税込)
販売価格
880円(税込)
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