悲しみを聞く人 著者:長谷 顕文

  • 500円(内税)
真宗大谷派(東本願寺)内で起こった残業代未払い問題とパワーハラスメント問題の当事者である著者が、その問題を親鸞聖人の念仏の教えと真宗本廟奉仕を通して、いのちの問題として考え、人と人は悲しみでつながっていることや、サンガに願われていることを語った法話録です。
人が代替可能なモノように消費され、悲しみや苦しみの声が排除されることの多い現代社会において、人を人として、人を尊いいのちとして見ていくことの大切さを考える一冊です。

A5サイズ  68頁


本文より
「私が身を置いた同朋会館とは本来どういう場所だったのかいうと、人々が集って悲しみを聞き合う場所だったのではないかと思います。また、弱い者の声を聞く場所が同朋会館だったのではないかと思います。そして、そういう場所を仏教では「サンガ」と呼んできたのではないかと思います。」



目次
一人で満ちる世界
寺の長男に生まれて
わからないけれども大事な教え
血脈の仏事、法脈の仏事
人との出会いから生まれた言葉
今現にましまして法を聞きたもう
悲しみというつながり
いのちの問題としての訴え
届かなかった声
悲しみを聞くサンガ
尊い存在として人に会う
付録 労務問題とパワーハラスメント問題の経緯
 最後に


著 者 略 歴 
長谷 顕文 (はせ あきふみ)
真宗大谷派万徳寺衆徒。1979 年、富山県射水市生まれ。
バンタンデザイン研究所ファッション学部卒業後、株式会社メンズニューヨーカー(現ダイドーフォワード)に5年間勤務。
大谷専修学院修了後、真宗大谷派高岡教務所事務嘱託、真宗本廟同朋会館
補導を経て、現在無職。


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