往生浄土の道 藤場俊基小論集

  • 500円(内税)
 過去に出版された様々な出版物に掲載された藤場俊基師の文章を編集し直し、一冊の冊子にまとめました。
 浄土真宗の教えとは、いったい誰のために説かれ、何を課題としている教えなのかを、20編の短い文章で読むことができます。浄土真宗の教えの核心を読みたいと思って本を手にしても、難しい文章が長々と続いて、肝心のところに至る前に放り出してしまったということがありませんか?
 本書をお読みになれば、浄土真宗の教えのエッセンスに気軽に触れることができます。やさしくわかりやすい文章ばかりではないかもしれません。しかし、ごまかすことなく真摯に教えと向き合い続けてきた著者の文章をきっと最後まで読み切ることができるでしょう。小論集ならではのよさです。

5000円以上御購入で送料無料。
12ポイントフォントで版を組み、ふりがなを豊富にふってありますので、老若男女楽しく読める仕上がりとなっております。


A5サイズ 98頁

(本書より)
 もしかしたら、私たちは信心があるかないかということで、浄土とか阿弥陀さんということを私たちの思いの中だけの小さな器の中に閉じ込めていたのではないでしょうか。阿弥陀さんは、私たちに信じられなくても心配しなくてもいいよと言ってくださっているのに、私たちの方が、かたくなに信じられなければだめだと思っている。
 信心とは、むしろそういう小さな世界を破っていくようなはたらきをするようなものでなければならないのではないかと思います。如来の心に触れたら、信心があると思っているか思えないかということは気にする必要がないようになる。それが浄土によって開かれていく世界です。
 逆説的な言い方になりますが、信心の有無なんか気にする必要がない世界を開くのが信心です。何を信ずるのかと言えば、如来を信じられなくても、如来は決して見捨てないということを信じるのです。


目 次
・往生浄土の道
・自分色の輝き
・真宗門徒の名告り
・闇の中の光
・光を求めて影を見い出した人
・闇をとおして 光は いよいよ光る
・末法の灯明(上)
・末法の灯明(下)
・非僧非俗の道
・すくいをもとめる心のゆくえ
・阿修羅の琴
・世尊我一心
・帰依三宝
・「後序」と承元の法難(上)
・「後序」と承元の法難(下)
・他方の聖衆、響きを聴きて以て心を開く
・この人に聞く
・菩薩の仏事
・「専修念仏停止」考
・二十一世紀ビジョン委員会レポート


著 者 略 歴 
藤場 俊基 (ふじば としき)
真宗大谷派常讃寺住職。1954 年石川県石川郡白峰村( 現白山市) に生まれる。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。三和銀行で5 年間勤務。大谷専修学院
修了。大谷大学大学院博士課程(真宗学専攻)単位取得。
(主な著書)
『顕浄土方便化身土文類の研究―弁正論―』(文栄堂)
『親鸞の教行信証を読み解く 機銑后戞別誓仆馘后
『親鸞の仏教と宗教弾圧』(明石書店)
『親鸞に聞く阿弥陀経の意』(樹心社)
『『阿弥陀経』に聞く 極難信の法から問われる信』(響流書房・電子書籍)
『『教行信証』の現代的意義 不確かさに生きる一歩』(響流書房・電子書籍)他
『凡夫、ゆきやすき道』(響流書房・電子書籍)
型番 b0005
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